段ボールでテレワークスペース、組み立て簡単
フジダン(神奈川県座間市、渡慶次道広社長、046・257・3111)は、テレワークで使う家庭用段ボール間仕切り「マイブース=写真」を1日に発売する。面ファスナーを採用し道具なしで組み立てられ、折りたたんでコンパクトにしまえる。強化段ボールで丈夫なのも特徴。別売りで段ボール製デスクなども用意した。通信販売のみで価格は1万2000円(消費税抜き)。月100台の販売を目指す。
マイブースは高さ1400ミリ×幅1400ミリ×奥行き900ミリメートル、重さ約7キログラム。仕切りの中で作業することで集中でき、情報漏えいリスクも低減。通気用の穴を開けて快適性を持たせた。段ボール製デスクも道具なしで組み立て可能。価格は8700円(同)。合成背景をきれいに映し出せる段ボール製グリーンバックの価格は2600円(同)。
フジダンは強化段ボールを使った製品に力を入れており、災害時の避難所用間仕切りなどを開発してきた。ノウハウを生かし、要望が多かったテレワーク用の間仕切りを作ることにした。(相模原)
日刊工業新聞2020年6月1日