特集

MEMBER’s COMMENT

後藤信之
編集局第一産業部
編集委員

日本のドライバーの1日の平均運転距離は50キロメートル程度と言われます。しかし帰省や「何かの折」といった年に数回あるかないかの遠出イベントが頭をよぎり、EVに長い航続距離を求めるユーザーも多いようです。充電の煩わしさを嫌気する傾向もあると思われます。「業界全体でEVの種類が増えていけば自然と航続距離のロング型とショート型ですみ分けができてきますかね?」と日産幹部に質問したところ、「現時点ではわかりません」と潔く返ってきました。

松木喬
編集局第二産業部
編集委員

地中熱利用は広がっているものの、太陽光発電などのような認知度がまだまだ。行政のPR不足もあると思います。5、6年前、福島県の同社施設で見学させてもらいました。地方で環境事業を専業として継続している企業に報いる政策を政府に求めたいです。

山本佳世子
科学技術部
論説委員兼編集委員

産学連携に公的資金が関わらない場合、予算は企業持ちのため、活動の詳細が公表されることは少ない。しかし今回は、カリスマの井上会長が感激のあまり公表を望み、1時間半に及ぶ会見となったのだろう。「やりたいことをする予算を積み上げたら、2年目は15億円になった。が、上限があるわけではなく、効果が期待できるのなら20億円でも構わない」という井上会長の発言に驚いた。ダイキンは野性的でユニークな企業と聞く。それでも社員10人が東大に来る程度であれば、こうはならなかっただろう。双方のタイプの異なる組み合わせで、かつ金額も人数も大規模な組織型連携だからこそ、従来の殻を破る展開になるのだと実感した。

小寺貴之
編集局中小企業部
記者

各チームが接客や棚だしなどのタスクをコツコツ解いている裏で概念獲得のような野心的な研究が走っています。まずは場所や動作、行為と、言葉を結びつけます。例えばトイレは店舗のどこにあり、お客さんが駆け込んでいく所、定期的に従業員やロボが掃除している所などと、「トイレ」に対して人の関わり方や何があるところと情報をつなげていくことになります。幼児が言葉を覚えていく過程をロボットで再現する試みです。実現するとコンビニに限らず、警備や介護など、幅広い場面でロボットが世界を学ぶ基盤になると思います。

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