特集

MEMBER’s COMMENT

松木喬
編集局第二産業部
編集委員

石橋が九州に集中していると初めて知りました。江戸時代、種山石工(たねやまいしく)と呼ばれる技術集団が活躍するなど、「火の国・熊本」は「石橋の国」でもあったようです。石橋のような地域資産を生かすことが、地元企業にも特色を与えます。地域資源を長持ちさせることに知恵を絞って利益を生んでおり、サーキュラーエコノミーに通じます。SDGs関連ニュースは、ニュースイッチの問い合わせまで。

葭本隆太
デジタルメディア局
ニュースイッチ編集長

小川さんのお話はものづくりをする人にとって、大きなエールになるのではないでしょうか。また、小川さんが「不自由な道具」とも話す「言葉」を使って表現した工場の風景を、自分の頭の中でイメージする作業はとても楽しく、不自由な道具だからこその「言葉」の魅力を感じずにはいられません。

山本佳世子
科学技術部
論説委員兼編集委員

DS教育の専門家が不足している問題は、あちこちで聞く。解決策の一つが本記事で触れたeラーニング(オンデマンド型)だろう。ほかに少し動きがあり、私が期待するのは、「自分の専門分野の研究でデータ解析をしてきた博士研究員(ポスドク)が、がんばってもう少し学び、データ解析を教える教員に転身してしまうこと」だ。これまでの専門分野を捨てるわけではなく、安定したポスト(大手私大など意外に好条件を示してくるかもしれない)を得られるかもしれない。古い専門分野にだけかじりついているのではなく、DSとの融合にアンテナを立てて動いてみてはどうだろうか。

志田義寧
北陸大
准教授兼ジャーナリスト

地域金融機関の経営環境は厳しさを増しており、統合を通じて経営基盤の強化を図ることに異論はない。しかし、それを後押しする特別当座預金制度は事実上の補助金であり、その使い道を選挙で選ばれたわけでもない日銀が決めることには違和感を覚える。マイナス金利政策との整合性でも疑問が残る。日銀は3月18・19日開催の金融政策決定会合で現状の金融政策を点検する。仮にマイナス金利の深掘り余地を残すために、補助金に当たるような副作用対策を打ち出せば、表で穴を掘って裏で埋めるというマッチポンプ色がより強まる。それは長い目で見れば、政策に対する信認低下につながりかねない。今回は「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」の枠組みは議論しない予定だが、筆者は枠組みそのものを議論すべき時期に来ていると感じる。現状の政策を肯定するためのねじれた点検結果が出てこないことを期待したい。

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