特集

MEMBER’s COMMENT

山本佳世子
編集局科学技術部
論説委員兼編集委員

東京農工大は10数年前からだろうか、ずっと若手・女性支援を継続している。私が一番、早い時期に意識したのは、政府施策の若手向け「テニュアトラック」制度を、先駆けでかなり積極的に導入していた時だ。その時に同大へ集まった優秀な層が今、教授に昇進する時期を迎えていると聞く。一方、女性研究者支援はJSTの5年程度の事業を、ずっととり続けてきたのが大きい。現在、教員の女性比率は農学15%、工学 11%。学生(学部・大学院)の女子比率は農学49%(もはや半々!)、工学25%だ。それゆえ、「博士課程だけでなく、修士課程でも女子学生の出産がわりあいとある」(天竺桂(たぶのき)副学長)という。並の大学からすると、これはちょっと驚異的かも…。

山本佳世子
編集局科学技術部
論説委員兼編集委員

高等教育機関から生まれる高度な技術VBというと、大学教員の研究成果に基づくケースが思い浮かぶ。しかし、学生発の技術VBと考えると、高専の潜在力は大きいと気づいた。高専は大学に比べ、研究より教育に注力しており、学生のモノづくり力、つまりパーツを購入して実際に研究用測定機器を手作りするなどの力が、優れていると知られるためだ。これにDSやAI、さらに起業家教育が結びつけば…、社会ニーズの高いVB輩出へとつながるかもしれない。

昆梓紗
デジタルメディア局DX編集部
記者

昨年に引き続き開催します。会場でお会いできるのを楽しみにしております!

吉川清史
情報工場
チーフエディター

ゴルフもパチンコもやらないが、野球ファンの私にとって、「太平洋クラブ」といえば、一時期、現在の埼玉西武ライオンズが「太平洋クラブライオンズ」という球団名だった時に、親会社だったことくらいの認識だった。正直なところ、この本を知ってはじめて太平洋クラブがゴルフ場だったことを知ったくらいだ。そんな私でも、太平洋クラブの「人」を重視した改革のストーリーには引き込まれた。「イズム」の導入、と聞くと上から精神論を叩き込まれるような印象があるかもしれない。だが太平洋クラブのイズムには、社訓として「創意と工夫」、行動指針として「依存ではなく自立」などとあり、従業員の自主性を重んじるもので「説教くささ」は感じられない。韓社長が自ら動く場面も多いようだ。従業員も会員も一般の利用客も等しく「ウェルビーイング」を実現できるようにするのが、新生太平洋クラブのめざすところなのではないだろうか。

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