原発タービン、三菱重工が受注
三菱重工業は九州電力の玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)の3、4号機向けに蒸気タービンの更新工事を受注した。高砂製作所(兵庫県高砂市)で設計・製造し、現地で取り換え工事を実施する。今回納入する蒸気タービンは三菱重工が設計開発を担い、国内で4例、海外で5例の運転実績がある54インチ翼タービンを採用。高品質のタービンを供給するとともに、より優れた材質や構造を採用した最新設計とすることで信頼性向上を図る。また発電効率の向上により、カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)の実現と電力安定供給にも寄与する。
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日刊工業新聞 2024年12月18日