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三菱マヒンドラ農機が刷新、「小型トラクター」に搭載したエンジン

三菱マヒンドラ農機(松江市、斎藤徹社長)は、フルモデルチェンジしたコンパクトトラクター「三菱トラクター」を発売した。18・2―25馬力の範囲で、「XS25=写真」をはじめ計4種をそろえた。排気量1・318リットルの三菱重工業製3気筒エンジンを搭載。平らに耕耘(こううん)するシステムを全モデルに標準装備した。消費税込みの価格は、206万8000円から。今後5年間で4500台の販売を目指す。

『X(クロス)シリーズ』として精悍(せいかん)なイメージの外観デザインを新たに採用し、キビキビ働く応答性の良さを表現した。倍速旋回時の前輪の倍速比率を高く設定し、小回り性能を向上した。

主変速レバーのグリップは握りやすく、シャトルレバーはハンドル操作に合わせた円弧状の動きにすることで、操作しやすくした。内装は体格などに合わせて無段階調整できるチルトステアリングや、クッション性の高いシートの採用で作業者と機体のフィット感を高めた。

日刊工業新聞 2024年11月18日

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