最新技術が盛りだくさん、ホンダの新型EVが示す先進性

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横長のスクリーンを配置して操作性を高めた(ホンダeのインパネ)

ホンダは10月30日発売予定の新型電気自動車(EV)「ホンダe」で、コネクテッドカー(つながる車)関連サービスを追加する。スマートフォンをデジタルキーとして活用し、国産車では初めて電源を入れて運転までできるアプリケーション(応用ソフト)などを提供する。最新技術を多数盛り込み、先進性を示すEVとして訴求する。

同サービスは車載通信モジュール「ホンダコネクト」搭載車向けに提供する。「デジタルキー」サービスでは専用アプリをダウンロードし、乗車時にスマホをかざして認証するだけで活用できる。「車内Wi―Fi(ワイファイ)」サービスでは必要な分だけ容量を購入し、スマホなどの情報端末をワイファイに接続。車内で音楽などが楽しめ、パソコンでテレワークもできる。追加のサービスは消費税込みで月額330円から。

ホンダeは両側のドアミラーを無くし、カメラを通じて後方を車内のスクリーンで確認する機能を世界で初めて搭載。「OK、ホンダ」と呼びかけると人工知能(AI)による音声認識で、必要な情報を瞬時に提供する機能も備えるなど、先進性を追求している。

ホンダの河津健男チーフは国内投入の狙いを「ホンダeは未来の姿を描いて具現化した車。拡販より、ホンダが考える未来を発信するモデルととらえている」と説明する。

10月から全国の同社自動車販売店に約140台の試乗車を順次配備し、自治体と連携して有名観光地でのシェアカーとしての活用などを計画。試乗などで触れてもらうことで将来のホンダへの期待感の醸成も目指す。

日刊工業新聞2020年9月7日

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