日産、11月の新車販売が軒並み増加のワケ

日産、11月の新車販売が軒並み増加のワケ

 日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽協)がまとめた11月の車名別新車販売によると、前会長のカルロス・ゴーン容疑者の逮捕で揺れる日産自動車の車種は軒並みは販売を伸ばした。トップ10入りした軽自動車「デイズ」で前年同月比32・4%増、小型車「ノート」は同40%増といった具合だ。日産全体の新車販売は、4万5592台で同31.4%増。

 この数字だけみると、ゴーン逮捕は影響がないようにみえる。ただそれにはからくりがある。新車の登録には、契約(注文)から登録まで早くても3ー4週間ほどかかるる、東京地検特捜部がゴーン容疑者を逮捕したのは11月19日。11月後半の登録は10月末以前に契約されたもので、影響が出るとすると12月中旬以降となる。

 日産は完成検査の偽装問題で昨年11月は新車販売が半減、今回の高い伸びはその反動だ。11月の新車販売トップは、ホンダの軽「N―BOX」で15カ月連続で首位。今後、”ゴーン事件”が各社の販売にどのように波及するかが注目される。
                   

  

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