中部電力は職務内容を明確にして雇用する「ジョブ型人事制度」を4月から中途採用で導入する。人工知能(AI)分野や海外事業の高度な知見、経験を持つ人材を確保する。求める成果を発揮すれば「20代でも(年収)2000万円になる」(林欣吾社長)賃金体系を用意。従来の制度では採用が難しかった高度・専門人材を獲得し、新規・海外事業の拡大を進める。
中部電がジョブ型を取り入れるのは初で、電力業界としても珍しい。