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アウディ・ポルシェ共同開発の車台、初採用「EV」の実力

アウディ・ポルシェ共同開発の車台、初採用「EV」の実力

A6アバント eトロン コンセプト

独アウディは、電気自動車(EV)「A6アバント eトロン コンセプト」を公開した。独ポルシェと共同開発したEV専用プラットフォーム(車台)「PPE」を初採用した試作車。アウディはPPE採用モデル第1弾を2023年後半に発売予定。

コンセプトモデルの大きさは全長4・96メートル×全幅1・96メートル×全高1・44メートル。充電1回当たりの航続可能距離は最大700キロメートル。約10分の充電で300キロメートル以上走行できる。

PPEは、対応可能な車種の幅広さや充電性能の高さが特徴。量販車から高級車まで広く活用する方針。アウディの既存のEVは、独フォルクスワーゲングループの共通車台「MEB」などを用いている。

日刊工業新聞2022年3月28日