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防衛事業で新棟…東芝インフラ、79億円投入

防衛事業で新棟…東芝インフラ、79億円投入

電波試験棟など(イメージ)

東芝インフラシステムズ(川崎市幸区、島田太郎社長)は25日、親会社である東芝の横浜事業所(横浜市磯子区)内で防衛事業の電波試験棟や製造棟、車両保管倉庫を新設すると発表した。レーダーなどの試験を行うとともに、関連の防衛装備品を製造する。建設費用は約79億円で、このうち約32億円を防衛装備庁が負担する。2026年4月の稼働を見込む。

同日、起工式を行った。従来、防衛装備品の製造は主に東芝インフラシステムズの小向事業所(川崎市幸区)で実施していたが、敷地が手狭なため、横浜市での新棟建設を決めた。


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