スズキは、排気量１０５０ｃｃクラスの大型２輪車「Ｖ―ＳＴＲＯＭ１０５０」の仕様を一部変更するとともに、「Ｖ―ＳＴＲＯＭ１０５０ＤＥ＝写真」を新設定し、２８日から国内で発売する。クラッチやスロットルを操作せずにシフトチェンジが可能な「双方向クイックシフトシステム」を採用するなど利便性を高めた。

消費税込みの価格は１０５０が１６２万８０００円、１０５０ＤＥが１７１万６０００円。国内で年３００台の販売を目指す。

新設定の１０５０ＤＥはトラクション（駆動力）コントロールシステムに専用のモードを追加し、未舗装路での操縦安定性を高めた。また、標準車よりもハンドルバーを左右に２０ミリメートルずつ幅を広げることで、衝撃吸収性能を向上した。