キャタピラージャパンの新型「ミニ油圧ショベル」、装備した新機能は?
キャタピラージャパン(横浜市西区、ジョー・モスカト代表執行役員)は、後方小旋回型ミニ油圧ショベル3機種を発売した。新機能として、現場作業に合わせ操作性を調整できる作業機操作チューニング、左手1本で走行操作が可能なスティックステア、走行を伴う作業の効率を高めるクルーズコントロール機能を装備した。消費税抜きの価格は機械質量2980キログラムの「303CR=写真」が510万7400円、同3840キログラムの「304CR」が674万1400円など。
作業機操作チューニングはジョイスティックレバーからの電気信号を基に、油圧ポンプの吐出量やコントロールバルブの各スプールの動きを電子制御する次世代型油圧システムを採用。スティックステアは操作が左手だけで行えるため、オペレーターの疲労を減らせる。
クルーズコントロールは整地作業や草刈り作業で、高い作業効率を発揮する。燃料消費量は303CRで従来機比13%低減。メンテナンス性や使い勝手の向上にも配慮した。
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日刊工業新聞2021年9月24日