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横浜で乗客と一緒にパンを輸送する「貨客混載」事業が始まった!

横浜で乗客と一緒にパンを輸送する「貨客混載」事業が始まった!

沿線で製造されたパンを路線バスで店舗に輸送

東急バス(東京都目黒区、古川卓社長)は18日、路線バスで乗客と一緒に荷物を輸送する貨客混載事業を始めたと発表した。横浜市青葉区内を運行するバス路線を用い、沿線で製造されたパンを販売店舗まで輸送する。コロナ禍で利用者の減少した路線バスの収入源になるほか、店舗側にはパンの輸送に必要な人員・時間の削減や輸送時の事故低減などにつながる利点がある。

バス路線沿線にあるパン製造販売会社と連携。店舗で製造したパンをバスに積み込み、東急電鉄田園都市線のたまプラーザ駅まで輸送し、販売店舗で販売する。2021年末から実証実験を行い、効果を確認していた。同社では、他の路線でも貨客混載事業ができないか検討を進める。

日刊工業新聞2022年4月19日

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