料理研究家とコラボ、業界初の「ロボットカフェ」がオープンした!

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HCIが11日に大阪府泉大津市の本社で開設したロボカフェでは、配膳ロボットなどが自律制御で動き回る

HCI(大阪府泉大津市、奥山剛旭社長)が、ロボットシステムインテグレーター(SIer)としてサービス業という新分野に踏み出した。社員食堂を兼ね一般も利用できる業界初の「ロボカフェ」を本社2階で11日にオープン。案内から調理、料理の配膳・後片付けまですべてをロボットが担う。産業用ロボットのSIerで培った知見を駆使し、人手不足に悩む飲食業界へのロボットシステムとして提案する。

JR和泉府中駅から徒歩約6分の立地にロボカフェはある。店の入り口で予約時に取得した2次元コード「QRコード」が読み取られると、厨房(ちゅうぼう)の協働ロボットに信号が送られ調理を始める。計30席の店内は案内・配膳係、サービス係など多様なロボットが自律制御で機敏に動き、4分以内に料理が提供される仕組みだ。

ロボカフェはランチをメーンにし、料理研究家の園山真希絵さんとコラボレーションした、こだわりのパスタセット、カレーセット(いずれも消費税込みの価格は1650円)を用意した。厨房で3台の協働ロボットが冷凍のご飯やパスタを温めたり、カレーなどレトルトパックを湯せんし封を切り食器に注入したりする。配膳ロボットがタイミング良く厨房に入り、できた料理を運んでいく。ドリンクバー(同275円)だけでも入場できる。

数人の補助人員は付くが、基本は10台前後のロボットで運営する。「ある大手飲食チェーン店の社長からも見学依頼があった」と、奥山社長は展開する飲食業向けロボシステムに手応えを感じている。ノウハウを蓄積し、1年後の外販を目指す。

日刊工業新聞2022年4月13日

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