産業用ロボットの教示方法を出向いて教えます。自動化ニーズ取り込みへ一手

システムが出張サービス開始

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ロボットを搭載する出張サービス用トラック

システム(群馬県伊勢崎市、多賀谷彰美社長)は、産業用ロボットの教示方法などを教える「ロボットスクール」で、相手先企業へ出向く出張サービスを始めた。小型ロボットをトラックで運び、同社のインストラクターが講義を行う。これまで社内の専用施設で行っていた講義を出先にまで広げることで、より広域的に自動化ニーズに対応していく。

新たに始めた出張サービスでは、産業用ロボットのセットアップやプログラミングに関する座学のほか、教示方法の実技について、2日間講義する。定員は1―3人で、1人当たり4万9500円(消費税込み)の受講料のほか、受講場所までの交通費が必要。

システムは、生産ラインの自動化や省力化機器の設計・製作が主力業務。2019年12月から新規事業として産業用ロボットのプログラミングや操作方法を講義する「ロボットスクール」に取り組んできた。自社工場の一角に専用施設を整備、これまで100人以上の受講者を社外から受け入れてきた。

人手不足の状況下で生産現場に産業用ロボットの導入を検討する企業が増えているものの、実際にロボット操作を学べる場所や機会は限定されているのが現状。自社の施設での受講者の受け入れに加えて、遠方への出張サービスを行うことで業種や規模を問わず広く自動化ニーズを取り込んでいく。

日刊工業新聞2021年7月9日

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