阪大×アンジェス、新型コロナワクチンを針を使わず薬液を体内注入

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新規皮内投与デバイスのイメージ(阪大の発表資料から)

大阪大学は新型コロナウイルス感染症ワクチンで、針を使わず薬液を急速に体内へ注入するデバイスを用いた医師主導治験を11月25日から始めたと発表した。阪大とアンジェスの開発するDNA(デオキシリボ核酸)ワクチンを使用する。

皮膚の浅い部分である皮内への投与で、接種量を従来の筋肉内投与に比べ10分の1―5分の1に減らせる。2021年12月まで計20例を投与する。

同デバイスは少量の火薬で薬液を加速し皮膚を急速に通過させる仕組み。皮内で必要な遺伝子が高発現する設計もしている。皮内は免疫細胞が多いため、少量で高い効果を見込む。

治験は20―75歳に低用量と高容量を10例ずつ投与し、有効性と安全性を評価する。

日刊工業新聞2020年12月23日

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