お茶が新型コロナを不活化?30分でウイルス1万分の1に

  • 0
  • 24
プラーク法によって感染力を持ったウイルスの数を測定したプレート

奈良県立医科大学の矢野寿一教授は、お茶によって新型コロナウイルスが不活化することを確認した。特に紅茶については、試験管内で同ウイルスと混合し、30分後に感染力を持つ同ウイルスが1万分の1に減少した。会食時に自然に行えるコロナ対策として期待でき、今後はお茶の飲み方やより不活化力を持つ銘柄の発掘など進める。

実験は緑茶や紅茶、さらにペットボトル飲料や茶葉から入れたものなどランダムに選んで行った。試験管内にウイルス液とお茶をそれぞれ100マイクロリットル(マイクロは100万分の1)ずつ混合し、1分後、10分後、30分後にどれだけウイルスが生き残っているかを測定。ペットボトルの緑茶でも効果があるものとあまり変化がなかったものなどに分かれた。

矢野教授は「銘柄別など含めてもう少し検証が必要。来年の春ごろには論文として結論を出したい」と述べた。お茶の各銘柄については当該企業の了解が取れておらず非公表とした。

日刊工業新聞2020年11月30日

キーワード
お茶 新型コロナ

関連する記事はこちら

特集