在宅勤務増加に向けRPA導入!ヤマハ子会社が月240時間短縮

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ヤマハグループ内で自社の取り組みを発表し、RPAの導入を促す

ヤマハ子会社でグループ全体の間接業務を担うシェアードサービスセンター(SSC)であるヤマハコーポレートサービス(浜松市中区)。2017年にRPA(ソフトウエアロボットによる業務自動化)運用を開始し、経理や人事、物流、情報システム業務に導入した。渡辺社長は「在宅勤務をより増やすためにもRPAを推進する」と力を入れる。

採用したのはUiPath(ユーアイパス、東京都千代田区)のRPA。クラウド上の自動起動ロボットが処理をするエンタープライズ型だ。クラウド上にロボットが何台あり、どれが動いているかが見られるため「管理しやすい」(渡辺社長)。パソコン1台ごとにロボットを管理しないため、出社してパソコンを立ち上げなくても自動処理できる。

経理業務では会計データの更新業務などで使用する。従来は60人で会計システムに必要なデータの入出力を行っていた。RPA導入で作業時間を月約240時間短縮できた。

また、ユーアイパスのツールを使ったRPA開発に向けた業務フローの書き出しを行い、最も効率が良い方法を模索した。RPA開発の方法も統一し、誰でも同じものをできる体制を整えた。

紙帳票による申請書などの入力を電子化できるシステムも導入。人工知能(AI)を活用して内容をデジタル化し、RPAシステムに自動登録する。これにより、経理業務で年114時間を削減する見込みだ。

ヤマハコーポレートサービスによるRPAの取り組みはヤマハグループ内で発表され、現在はグループ内でも取り組むことができるようにウェブセミナーなどを開いている。今後はより重要で止められない業務でもRPAを使用できるように開発を進める。

渡辺社長は「働く人の自由度を上げて仕事の質を高める」と、RPA導入促進の意義を強調する。今後は自動化が難しい業務のRPA化にも取り組む。(浜松・岩崎左恵)

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RPA 在宅勤務

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