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日産「キックス」に採用、パナソニックの電子ルームミラーがスゴいぞ!

パナソニックは日産自動車と共同で、電子ミラー「インテリジェントルームミラー」を開発し、小型スポーツ多目的車(SUV)「キックス」に採用された。高解像度ディスプレーの採用と独自の映像処理技術などにより、夜間の視認性や後続車の発光ダイオード(LED)ランプによるフリッカー現象を抑え、安全運転を支援する。

インテリジェントルームミラーは、専用設計したカメラで車体後方を広く撮影し、その映像をルームミラーの位置に配置したディスプレーに表示する。163ppi(1インチ当たりの画素数)の高解像度ディスプレーを搭載。2メガピクセルのカメラによる高精細な映像と、F値2・0レンズで夜間視認性を向上させた。

デザイン性に優れたフレームレスミラーを採用した。カメラはリアウインドーの内側に取り付けることで後方の死角を低減。同乗者や車内の様子が映り込まないため後方の視界を遮らない。

日刊工業新聞2020年9月24日

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