水や空気も殺菌、豊田合成が開発した光源モジュールがスゴい!

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深紫外発光ダイオード(LED)光源モジュール

【名古屋】豊田合成は22日、ウイルスを不活化し、細菌を死滅できる深紫外発光ダイオード(LED)光源モジュールを開発したと発表した。新型コロナウイルスの不活化が見込めるほか、水や空気、物の表面などの殺菌に活用できる。2020年度内の量産開始を目指す。共用物の多い公共施設や飲食店、自動車の車室空間などで採用を見込む。

深紫外線(UV)は波長が280ナノメートル(ナノは10億分の1)未満と短いUVで、ウイルスや菌の遺伝子を壊すことで増殖を抑える。豊田合成が開発した深紫外LED光源モジュールは大きさが4センチメートル角で、防水や放熱の機能も備える。装置に取り付けやすく、モジュールをつなげたり形状を変えたりすることで、さまざまな範囲に対応できる。新型コロナに近い遺伝子を持つヒトコロナウイルスを使った試験では、光を照射して10秒以内で99・9%のウイルスを不活化できたという。

現在、量産開始に向けて改良を進めており、形状や性能のさらなる向上を目指す。トヨタ自動車グループや他の機器メーカーとも共同で、用途開発を進める方針だ。

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