東レが“空飛ぶクルマ”に炭素繊維複合材料を供給!

独リリウムと契約

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独リリウムが開発中の「リリウム・ジェット」(同社提供)

東レは14日、独リリウム(ミュンヘン市)が開発を進める“空飛ぶクルマ”「リリウム・ジェット」に使う炭素繊維複合材料の供給契約を同社と締結したと発表した。機体の軽量化などに向け、胴体、主翼、動翼などに使用する予定。東レは協業を通じ、機体の高性能化や省エネルギー化、コスト低減に役立つ複合材料の開発につなげる。

独リリウムはアーバン・エア・モビリティー(UAM、空飛ぶクルマ)の開発に取り組むスタートアップ。リリウム・ジェットは300キロメートルを60分以内に飛行できる5人乗りの垂直離着陸機で、2025年の商業運行開始を目指している。

東レは22年度までの中期経営計画で、炭素繊維複合材料事業の成長戦略の一つに、グローバルパートナーシップの構築や、小型機開発ベンチャーとの共同開発推進を掲げている。UAM用途に向けた事業基盤についても、拡充する方針だ。

UAMは渋滞や騒音、大気汚染といった都市部の交通が抱える課題の解決につながるシステムと見られており、各国で開発や法整備が進んでいる。

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