スポーツ中に目を守る眼鏡、山本光学が発売へ
山本光学(大阪府東大阪市、山本直之社長、06・6783・0232)は同社で初めて3Dプリンターを活用した製品「ガーディアン・フィット=写真」を6月に発売する。スポーツ中に目を守る眼鏡。レンズのくもりがプレーの妨げにならないよう、高い通気性と、フレームの弾性を生かしたフィット感を実現した。視野面積は裸眼の91%を確保できる。価格は3万2000円(消費税抜き)。初回は数量限定で販売する。
同製品はバレーボールVリーグの鍋谷友理枝選手の意見を採り入れて開発した。フレームは上下、左右、前後方向に空気が抜ける構造。従来の金型を用いた方法では製造が難しかったため、米Carbonの3Dプリンターで、ベルトとレンズを除くフレーム全体を製造した。(東大阪)
日刊工業新聞2020年5月29日