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20言語対応!富士通の同時翻訳ソフトを使って、キッコーマンは何をする?

 富士通は、音声を20言語に翻訳しリアルタイムに複数のモバイル端末にテキスト表示するソフトウエア「ライブトーク」をキッコーマンに納入した。キッコーマンが11月1日に開設する体験型レストラン「キッコーマン ライブキッチン東京」(東京都千代田区)で、訪日・在日外国人らに食文化を体感してもらうコミュニケーションツールとして活用される。

 ライブキッチン東京では、シェフ・料理人による食材の紹介や調理の解説をリアルタイムに客先の指定の言語に翻訳し、タブレット端末にテキストで表示する。レストランや飲食店で多言語翻訳を目的にライブトークが導入されるのは国内初。ライブキッチン東京は「融合」をテーマに、国内外で活躍する料理人がタッグを組み、和食とフレンチ、イタリアン、中国料理などを組み合わせた毎月異なるコース料理を提供する。

 ライブトークは富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(川崎市中原区)が開発したソフトウエア。中国語、韓国語、フランス語、スペイン語、アラビア語、ロシア語、ドイツ語、カタロニア語など20言語間の音声認識と自動翻訳に対応する。
日刊工業新聞2018年10月3日
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
音声入力のほか、「キーボード入力」「スタンプ入力」「定型文入力」も可能だそうです。

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