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揺れる東芝「再生に向けて」揺れる東芝シリーズを振り返る

今日21日17時から田中社長ら会見。第三者委員会の報告を受けどのような発言をするか
揺れる東芝「再生に向けて」揺れる東芝シリーズを振り返る

昨日公表された報告書の要約版は77ページに及ぶ

 東芝は、不適切会計問題を調べてきた第三者委員会(委員長:上田広一元東京高検検事長)の報告要旨を公表した。報告書では、歴代社長ら「経営トップの関与に基づき、組織的に不適切会計が実行・継続された」と認定した。過去に遡って修正すべき利益は1562億円にのぼる。

 第三者委員会は、経営責任の明確化やガバナンスの強化などのほかに、企業風土の問題も指摘。再発防止策への提案もしている。21日の夕方から田中久雄社長が記者会見し辞任を表明、今後の再発防止策など説明する。

 「ニュースイッチ」では第三者委員会の調査が大詰めを迎えた7月以降、日刊工業新聞の過去の記事などを検証しながら、不適切会計に至った背景や経営課題などさまざまな角度から「東芝」の状況を見てきた。再生への期待を込め、またそれぞれ自分の会社のことを考えるきっかけにするために、体系的に読んで頂ければと思う。

 ●揺れる東芝「創業の精神」を今一度振り返ってみる

 
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●揺れる東芝「原発子会社」はどうなる?

 
●揺れる東芝「パソコン・テレビ」リストラの行方

 
●揺れる東芝「第三の柱・ヘルスケア」アドバルーンの着地点

 
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●揺れる東芝「ガバナンス改革」日立は模範になるか?

 
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明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
以前にもニュースが時系列で連なるとストーリーになり、ストーリーを束ねると背景などが見える「洞察」に変わっていく。ニュースイッチでは今後も東芝に限らず、このような形のコンテンツ提供を増やしていきたいと思っています。

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