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最大出力30kW…バイストロニックジャパンが投入、ファイバーレーザー切断機の性能

バイストロニックジャパン(東京都武蔵村山市、宮島弘之社長)は、最大出力30キロワットのファイバーレーザー切断機「ByCutStar3015=写真」を11月に国内で発売する。高出力機としてフレームやカバー、シャトルテーブルなどの設計を一新し、高耐久性・連続加工への対応を実現した。軟鋼、アルミニウム、ステンレス、真ちゅうなどの高速切断に適し、主に建設機械・造船・建築分野に訴求する。価格は個別見積もり。

切断エリアはX軸3126ミリ×Y軸1600ミリ×Z軸150ミリメートルで、3000ミリ×1500ミリメートルの加工対象物(ワーク)に対応できる。レーザー切断に特化したソフトウエアを搭載し、オペレーションは多言語対応。スマートフォンと同等の操作性を持つ21・5インチのタッチスクリーンを備える。窒素に数%の酸素を加え、燃焼性を高めた独自の「MixGas」を使うことで、レーザー切断後のバリの発生を最小限に抑え、後工程への負担を軽減する。

11月5日に東京ビッグサイト(同江東区)で開幕する日本国際工作機械見本市(JIMTOF)に出展する。

日刊工業新聞 2024年月8月22日

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