ソニー・ホンダのEV、KDDIの通信基盤採用で提供する機能
ソニー・ホンダモビリティ(東京都港区、川西泉社長)は、2025年に発売を予定する同社初の電気自動車(EV)「AFEELA(アフィーラ)」にKDDIのグローバル通信プラットフォームを採用する。KDDIが提供する大容量・低遅延の通信サービスを介して車両をネットワークに接続し、映像やゲームといったコンテンツを車室内に配信するほか、自動運転/先進運転支援システム(AD/ADAS)の機能提供などを支える。
アフィーラの最初の量産モデルがコネクテッドカー(つながる車)サービスを提供する各国で、通信を提供し、統合管理する事業者としてKDDIを選んだ。KDDIは国内では自社の第5世代通信(5G)網などを、海外では各地域の移動体通信事業者(MNO)の回線を利用した通信サービスを提供する。
日刊工業新聞 2024年02月28日