キャタピラーが1月投入、油圧ショベルが備えた機能
キャタピラージャパン(横浜市西区、ジョー・モスカト代表執行役員)は、バケット容量0・28立方メートルクラスの油圧ショベルにアドバンスドアシスト仕様を追加し、2024年1月に発売する。後方超小旋回型「308CR=写真」と超小旋回型「308SR」の2機種。作業員の運転支援や安全確保の機能により、作業現場の生産性向上と工期短縮につなげられる。消費税抜きの価格は308CRで1139万9300円。
アドバンスドアシストは、仮想の設計面を作成してバケットの刃先と仮想設計面の距離を車載モニターなどで作業員に知らせる2Dマシンガイダンスや旋回アシスト、電線や天井への衝突などの防止機能を備える。
また、作業機の速度とレバーの反応速度を3段階ずつ変更できるほか、レバーー操作なしで直進走行できる機能も搭載するなど、使いやすさも追求した。
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日刊工業新聞 2023年12月22日