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メンテコスト最大3割削減、キャタピラー「次世代ホイールローダー」の機能

キャタピラージャパン(横浜市西区、ジョー・モスカト代表執行役員)は、オフロード法2014年環境基準をクリアした次世代ホイールローダー「Cat950/962」を発売した。エンジンオイルやフィルターの交換間隔を従来比2倍の1000時間に延長するなどして、最大3割のメンテナンスコスト削減を実現した。タイヤスリップと掘削時間を削減するオートセットタイヤ機能などで生産性も最大1割向上できるとしている。

消費税抜き価格はバケット容量3・4立方メートルの950型が4405万5500円、同3・6立方メートルの962型(写真)が4626万2400円。メンテナンス関係ではリモートフラッシュとトラブルシュート機能を搭載し、遠隔でマシン状況の確認やソフトの更新ができる。作業を止めずに積み荷の重さを正確に測れるCatペイロードを標準装備し、チップオフ機能を使うと再計量することなく効率的な積み込み作業が行え、過積載や過少積載を防止できる。


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日刊工業新聞 2023年04月28日

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