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マツダが脱炭素燃料普及へ実証、「コンセプト車」で耐久レース参戦

マツダはガソリン代替カーボンニュートラル温室効果ガス排出量実質ゼロ)燃料の普及に向けた実証実験を始める。29、30の両日にオートポリス(大分県日田市)で開催される「スーパー耐久シリーズ2023」の第4戦から同社のスポーツカー「ロードスター」をベース車両にしたコンセプトモデル(写真)で参戦。実用化を見据えた人材、技術の訓練を行う狙いだ。

レースを生かした車両開発を行うために設定されている「ST―Q」クラスに参戦。他の国内自動車メーカーと競争・協調しながらカーボンニュートラル燃料の開発、普及に取り組む。

既に同クラスで参戦しているトヨタ自動車SUBARU(スバル)の車両と同じ燃料で取り組む。

複数のエンジンで同じカーボンニュートラル燃料を使用できることを実証し、普及につなげる方針だ。


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日刊工業新聞 2023年07月27日

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