モータースポーツでCO2ゼロ燃料領域に挑むホンダ、社長が語ったこと
ホンダは2022年のモータースポーツ活動で、電動化に加えてカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)燃料の領域に乗り出す。会見した三部敏宏社長は「モータースポーツをサステナブル(持続可能)でより魅力的な存在にしたい。カーボンニュートラル燃料については航空機向けのガスタービンエンジンなど、電動化が難しいモビリティーへの活用が期待できる」と説明した。
ホンダにとって22年は自動車レースの最高峰「フォーミュラワン(F1)」撤退後、初のシーズンとなる。三部社長は「ホンダは創業期からレースを通じて人と技術を磨いてきた会社。モータースポーツの重要性は変わらない」と強調した。
日刊工業新聞 2022年1月17日