「マツダ3」国内投入、改良ポイントはここだ!
マツダは19日、小型車「マツダ3=写真」の一部機種を改良して走行性能などを向上し、国内発売したと発表した。改良モデルのうち、新世代ガソリンエンジン「イー・スカイアクティブX」搭載車は、エンジンとトランスミッションを制御するソフトウエアを更新。予測・制御技術を高精度化し、アクセル操作による応答性とコントロール性を高めた。ソフトの更新で継続的に商品改良を重ねていく取り組みの第1弾になる。
最大出力は従来比5・5%増の190馬力、最大トルクは同7・1%増の240ニュートンメートルとそれぞれ向上させた。購入済みの同車イー・スカイアクティブXの顧客には、販売店を通じソフト更新を無償で行う予定。
改良モデルはほかに、クリーンディーゼルエンジン「スカイアクティブ―D 1・8」搭載車が最高出力130馬力と従来比12%向上させた。より広いエンジン回転域で力強いトルクを発揮する制御を行い、アクセルを踏み始めた瞬間の応答を大幅に改良した。
価格は222万1389―368万8463円(消費税込み)。
日刊工業新聞2020年11月20日