トヨタがラリー競技に脱炭素燃料、章男社長が語った狙い

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トヨタの豊田社長がドライバー「モリゾウ」として乗車するGRヤリス(13日、広島県安芸高田市で行われたラリー大会)

トヨタ自動車はラリー競技に、二酸化炭素(CO2)を排出しないカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)燃料を導入する。4月に長野県茅野市で開く、主催の初心者向けラリー大会「トヨタガズーレーシングラリーチャレンジ」第2戦での採用を目指す。スポーツ車の脱炭素化や内燃機関活用の可能性を図り、持続可能なモータースポーツのあり方を探る。

既存の競技規則はガソリン車やディーゼル車の使用が前提となっており、カーボンニュートラル燃料の使用が認められていない。このため、認証に向けて関係機関との調整を進めていく方針だ。

トヨタはガソリンの代わりに水素を燃料として走行する「水素エンジン」の搭載車両を2021年の耐久レースに投入するなど、カーボンニュートラル時代のモータースポーツに向けた実証試験を加速している。豊田章男社長は「脱炭素化社会での選択肢を増やす」と狙いを説明する。

22年のラリーチャレンジでは、変速制御技術などを高めた次世代変速機の開発も行う。実車走行を通じて開発期間の短縮を目指す。

日刊工業新聞2022年3月15日

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