関西エアポート神戸、化学消防車をバヌアツ共和国に寄贈
関西エアポート神戸(神戸市中央区、山谷佳之社長)は、化学消防車(写真)1台を南太平洋にあるバヌアツ共和国のタンナ空港(タンナ島)に寄贈する。日本外交協会からの空港保安機材の支援要請を受け、21年度の更新時に退役した旧3号車のルーフタレットを寄贈することにした。モリタ製で水槽容量は6000リットル級。
今回の寄贈は政府開発援助(ODA)の一環。関西エアポート神戸は整備と輸出に協力するほか、現地到着後にフォローアップ研修を行う。
空港用の化学消防車は走行しながら消火活動ができるのが特徴。13日に神戸空港で寄贈式を開いた。
日刊工業新聞 2022年12月14日