行動変容技術と睡眠医学融合した「睡眠改善アプリ」の仕組み
OKIは、京都大学などと共同で、スマートフォン用アプリケーション(応用ソフト)を通じて行動変容を促す「睡眠プロンプトアプリケーション」を開発した。京大の臨床試験では同アプリの活用で睡眠改善効果が実証された。OKIは共同研究の成果を活用し、睡眠改善や生活習慣予防のソリューション実現を目指す。また行動変容技術をプラットフォーム(基盤)化し、健康経営の支援や働き方改善による生産性向上などにつなげる。
京大や、京大発ベンチャーのヘルステック研究所(京都市左京区)と共同で、薬に頼らずに適切な睡眠習慣を取り戻す認知行動療法を応用したスマホアプリを開発した。OKIの行動変容技術と京大の睡眠医学の知見を組み合わせ、睡眠改善につながる情報を適切に通知する。200種類のメッセージを送信可能。
また、ヘルステック研究所のパーソナル・ヘルス・レコード(PHR)アプリを連携して動作するように構成した。
日刊工業新聞2022年7月27日