世界初、空気圧で駆動する協働ロボットの全容

独企業が開発

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ドイツのフエスト(エスリンゲン)は空気圧で駆動する世界初の協働ロボットを開発した。小型・軽量で、作業者が接触した場合、当たりをソフトにできる利点があるという。動作プログラミングも容易なことから、中小企業などでの手作業の置き換え需要を狙う。価格も同クラスの電動型より低い見通しだ。

 

30日から独ハノーバーで開催される産業技術見本市「ハノーバーメッセ」に出展する。パイロットユーザーには年内に供給を開始し、一般販売は2023年の予定。

 

この「フエスト・コボット」は人に接触すると力センサーがそれを検知し動作を停止。6軸の関節部は供給エアによるダイレクトドライブで動作する。重いギア機構がなく、本体に組み込む制御部も小さいことから、軽量化と低コストを可能にした。重量17キログラムで違う作業の現場にも持ち運びしやすい。アーム長さは670ミリメートル、可搬重量は最大3キログラム。

 

用途にはラベル貼付や、加工機械への部品の積み降ろし、試験業務、3Dプリンター・塗装でのパウダー除去を想定。本体のアームを動かして位置決めを行い、専用のタブレット画面上で機能ブロックを選択しながら動作プログラムが組める。専門知識がなくとも、プログラム作成から試運転まで1時間以内で済むという。


dsemi@media.nikkan.co.jp

日刊工業新聞2022年5月16日

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