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1時間に150食ゆでる、JR王子駅のそば屋に納入した「そばロボット」の実力値

コネクテッドロボティクス(東京都小金井市、沢登哲也社長)は、JR東日本クロスステーションフーズカンパニー(JR―Cross、東京都台東区)がJR王子駅(東京都北区)北口改札外のそば店「いろり庵きらくそば王子店」に、そばゆでロボットを納入した。

2021年にJR海浜幕張駅(千葉市美浜区)構内の「そばいちペリエ海浜幕張店」へ納入した同型ロボで、安定稼働や生産性向上に向けた実証試験を実施。複数店舗に導入できる体制が整ったため本格展開を始める。26年までにJR―Crossが運営する駅そば店30店へ納入を狙う。

ロボットはアームを2本使用(写真)して作業性を高め、生そばの投入から、ゆでる、洗う、冷水で締めるまでの一連の工程を完全自動化。1時間当たりのそば調理能力は150食で、店舗全体の約12時間分の作業、従業員1人分以上の作業を代替できる。

ロボットであるため長時間稼働しても安定した品質のそばが作れる。1本目のロボアームが定量の生そばを仕切り付き容器からざるへ投入し、2本目のロボアームがゆでる、洗う、締めるの一連の作業を行う。

日刊工業新聞 2022年4月21日

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