日産とイトーキが開発、テレワークできるオフィスカーのデザイン
日産自動車とイトーキは、後部座席スペースで快適にテレワークができるオフィスカー「MOOW(ムーウ)=イメージ」を共同開発した。日産が開発した高性能リチウムイオンバッテリーを搭載し、走行時も充電できエンジンを停止した状態でもテレワークに必要な電力の供給が可能。2022年度内の発売を目指す。
ムーウの車両は日産の商用車「NV200バネット」をベースに開発。後部座席部分を丸ごとテレワークスペースとして確保し、手狭感を解消した。人間工学に対応し、理想の姿勢で座るデザインを採用。冷暖房機能も5時間程度稼働できる。
継続するコロナ禍で、車内のプライベート空間の活用が注目されるなか開発に至った。
日刊工業新聞 2022年4月14日