丸紅がアジア初の商用化に挑む脱炭素事業「BECCS」とは?

  • 0
  • 4
丸紅出資先の植林地

丸紅は、インドネシア国営石油のプルタミナと共同で、パルプ製造事業で発生する排出ガスから二酸化炭素(CO2)を回収・貯留する「BECCS」事業を始める。年間10万―30万トンの回収を見込む。2022年中に事業性調査を始める。丸紅によると、商用化されるとアジア初のBECCSになるという。

脱炭素事業の共同開発に関して覚書を締結した。CO2の回収・利用・貯留(CCUS)や排出権の創出、植物由来資源(バイオマス)燃料の製造事業なども検討する。

丸紅はインドネシアでパルプの製造事業を手がける。出資先の植林企業が栽培した木材を原料として製造している。

プルタミナは30年までにCO2排出量を10年比で30%削減し、26年までに1020万キロワット相当の再生可能エネルギーを開発するなどの目標を掲げている。同国は60年のカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)達成を目指している。

日刊工業新聞2022年2月18日

関連する記事はこちら

特集

このサイトでは、アクセス状況の把握や広告配信などのためにクッキー(Cookie)を使用しています。オプトアウトを含むクッキーの設定や使用の詳細についてはプライバシーポリシーページをご覧ください。

閉じる