車載電池で開発ラボ、パナソニックが米国・ネバダに新設する狙い

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パナソニックの車載用角形リチウムイオン電池

パナソニックは今春をめどに、米ネバダ州で車載用を中心としたリチウムイオン二次電池(LiB)の最先端エンジニアリングラボを備えた人材育成施設を新設する。充実したラボを前面に訴求し、技術開発人材の確保につなげたい考えだ。

ネバダ州北西部リノで面積約3万平方メートルの既存建物を取得。これを改装し北米のパナソニックエナジー(PENA)がラボ施設を備えて人材育成などにも使う「バッテリーキャンパス」として活用する。投資額は非公表。

新施設はラボのほか採用関連、トレーニングなどリクルートオフィスとしても活用。従来、人材関連施設は同州内で別の場所にあったが、手狭になったことやLiB事業拡大に備える。技術研究所、従業員の採用・研修面を充実し、人材獲得で優位に立つ狙い。

ネバダ州北西部のスパークスにはパナソニックと米電気自動車(EV)メーカーのテスラとのLiB合弁工場があるが、今回の新施設はパナソニック単独によるもの。

パナソニックのLiB供給はテスラ向けが中心だが、2022年からは米新興EVメーカー、カヌーへの供給も始まる見通し。

普及が見込まれるEVを支えるLiBの開発人材を育てる中核施設としての活用を想定する。

日刊工業新聞2022年1月19日

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