多品種生産の自動化に貢献。どんな加工対象物も吸着できるスゴい「ハンド」

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多様なワークに対応可能なTHKの「ならいハンドシリーズ」

THKはどんな加工対象物(ワーク)でも吸着・把持できる「ならいハンドシリーズ=写真」の受注を開始した。汎用ロボットハンド「TNH」として展開する。ワークごとに専用ハンドを開発・用意する必要がなくなる。また、ロボットを活用した製造工程におけるハンド交換も不要になるため、初期費用の削減と生産性向上によるコストダウンが期待できる。多品種生産の現場でも自動化に寄与する。

TNHは12本のシャフトがワークの凹凸に合わせて接し、固定されるためどんな形状にも対応可能。12個の吸着パッドと内蔵した絞り弁でワークを吸着する「ならい吸着ハンド」と、ワークの把持力と把持速度を制御可能な「ならいグリップハンド」、用途に合わせてカスタマイズ可能な「ならいユニット」の3種類を展開する。

一般的なロボットハンドは、ワークの形状に合わせて専用のハンドを取りそろえる必要があった。そのため収納場所の確保や予備部品の保管など、手間とコストを要するのが課題となっていた。

TNHは食品や医薬品、化粧品に加え、プレス板金、鋳物、陶器などさまざまな業界・分野での導入を想定している。

日刊工業新聞2021年12月2日

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