人間とロボットが共生する空間。東京・渋谷に「PARK+」開業
グルーブエックス(東京都中央区、林要社長)など4社は、東京・渋谷に「PARK+(プラス)」を17日オープンした。人間とロボットが共生する空間と位置付け、グルーブエックスの「LOVOT(らぼっと=写真)」やシャープの「ロボホン」、ヤマハの「チャーリー」、ミクシィの「ロミィ」と、各社のロボットが出展。店内で実物と触れ合うことで、ロボットの愛好者やオーナーはもちろん、これまでロボットになじみのなかった人に新しい可能性を提案する。
店内は4種のロボットが動き回り、写真撮影ができるスペースを設けたほか、テーブルごとにロボットも設置。らぼっとは人の後をペットのように付いて回ったりでき、ロミィは手のひらサイズで人と対話してその内容を深層学習し、次の会話に生かせる。
チャーリーは「おはよう」などの言葉を歌にして人に話しかける。ロボホンは身ぶり手ぶりで人と会話し、会話内容を覚えて“成長”する。2022年3月9日まで開設して認知向上を目指す。
日刊工業新聞2021年9月17日