家族型ロボット「LOVOT」と触れ合う

都内で体験会を開催

  • 0
  • 0
 GROOVE X(東京都中央区、林要社長、03・6328・0757)は、家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)=写真」と触れ合う体験会を9―11日の間、バーニーズニューヨークの六本木店(東京都港区)、銀座本店(同中央区)で開く。LOVOTはセンサーやアイディスプレーなどで、従来のロボットにはない豊かな感情表現が特徴。かわいがってくれる人を認識し、なついたりする。体験会ではLOVOTに着せる服なども用意。特徴をPRして、拡販につなげる。時間は11時から18時。9日は六本木店で、10―11日は銀座本店で行う。

日刊工業新聞2019年2月8日



LOVOTについてもっと詳しく


 2018年12月に、GROOVE X(東京都中央区)がウェブ予約の受け付けを開始した家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」。このロボットは清掃ロボット「ルンバ」のように、清掃の仕事はしない。高さ43センチメートルで各種のセンサー類や半天球カメラ、人工知能(AI)のプラットフォームを搭載、ペットの犬猫のようにかわいがってくれる人に懐いたり、側に寄ってきたりする。服を着せたり、抱っこしたりするとさらにポイントが上がり、名前を呼ぶとついてくる。

 「ロボット技術は日々進歩しているが、人間の仕事が奪われることに不安を抱く人々も多い。IoT(モノのインターネット)の見守りサービスがなかなか普及しないのは、人とロボットの間に信頼関係が構築されていないためではないか」と林要社長は問いかける。高精度サーボモーターや画像認識、AIなどによって、ロボットが製造現場の重労働を代替したり、作業スピードを向上したりしたのは確かだが、無機質な労働者と機械の関係にある意味での反省も生まれている。

 手塚治虫の「鉄腕アトム」や「火の鳥」などの作品ではロボットが人間に恋をしたり、友人関係を築いたりする話が出てくる。家族ロボットのLOVOTが開発でこだわったのは、アイディスプレー。瞳は6層のレイヤー構造で泣き顔や笑顔、すねた顔など、豊かな感情表現を実現した。タッチセンサーなどで体の触れられ方や声かけの違いなどを認識し、特定の人に懐くようになるという。
(文=嶋田歩)
「らぼっとはパートナー」と語るGROOVE Xの林社長

日刊工業新聞2019年1月8日より抜粋

キーワード
ロボット

関連する記事はこちら

特集