スズキが「イグニス」に設定した中間グレードで追求したもの
スズキは小型車「イグニス」を一部改良して発売した。従来の二つのグレードの中間に位置する「MV」を設定した。パドルシフト、発光ダイオード(LED)のヘッドランプ、フロントとリアでフォグランプを採用し、力強い印象の外観と操る楽しさを追求したという。MVの価格は、前輪駆動車が174万7900円(消費税込み)、4輪駆動車が188万4300円(同)。
従来グレードの「MG」はフルオートエアコンなどを追加して快適性を高めた。最上級グレード「MF」は荷物スペースを覆うハードカバーを新たに標準装備とした。価格は160万500―199万3200円(同)。月販目標は全グレード合計で1500台。
日刊工業新聞2021年9月16日