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スズキが国内4輪車工場を停止、半導体・部品供給不足で決断

スズキが国内4輪車工場を停止、半導体・部品供給不足で決断

東南アジアからの部品不足が続き1―5日間工場停止(スイフト)

スズキは、半導体不足や新型コロナウイルス感染症拡大による東南アジアからの部品供給不足で、9月中に国内4輪車工場を1―5日間稼働停止する。一部の工場では2直のみを停止する日も設ける。生産計画台数は期初計画比約2割減と部品メーカーに伝えている。

小型車「スイフト」などを生産する相良工場(静岡県牧之原市)は5日間停止する。軽自動車「スペーシア」などを生産する湖西第一工場(同湖西市)は1日停止と2直のみ停止が10日間、同「ワゴンR」などを生産する湖西第二工場は1日停止とする。

軽商用車「エブリイ」などを生産する磐田工場(同磐田市)は2日間停止と2直のみ停止が3日間となる。

9月は海外でもインドの全3工場で平時の40%の生産にとどまり、ハンガリー工場も4―18日に停止する。

また2輪車の浜松工場(浜松市北区)も1日停止する。

日刊工業新聞2021年9月3日

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