洋上風力をドローンが点検。東芝エネルギーシステムズが開発へ
東芝エネルギーシステムズ(川崎市幸区、小西崇夫社長)は10日、東光鉄工(秋田県大館市)と共同で飛行ロボット(ドローン)を活用した洋上風力発電設備などのインフラ点検サービス技術を開発すると発表した。
システム開発や実証試験を経て、2023年度末までに洋上風力発電所計画のある秋田県などで事業化を目指す。
東芝エネルギーシステムズは19年に発電プラント向けでドローンを使って劣化箇所の把握などを効率的で高精度に行う点検技術を開発済み。
一方、東光鉄工は農薬散布用や災害現場用のドローンを手がけている。今回、両社の強みを持ち寄って新たなドローンなどを共同開発する計画。
日刊工業新聞2021年8月11日