日本IBMと茨城県が連携。IT教育プログラムで学生支援
茨城県と日本IBM、茨城県経営者協会は、IT教育プログラム「いばらきP―TECH」の推進で連携協定を結んだ。今秋から水戸工業高校と産業技術短期大学校でITに関する5年間の一貫教育プログラムを始める。ITに関する知識や技術の授業に加え、インターンシップ(就業体験)や課題解決型の教育プログラムを学生に提供し、社会で活躍するIT人材を育てる。
P―TECHはIBMの社会貢献事業の一環。協定締結式に参加した日本IBMの山口明夫社長は「IT人材育成は社会問題。これに少しでも役立ちたい」と語り、大井川和彦茨城県知事は「人材が首都圏にしか集まらない状況を変え、県から素晴らしいIT人材を育てたい」と述べた。
日刊工業新聞2021年7月14日