JAXAとギタイ・ジャパンが共創、宇宙用ロボットのサービス開発へ

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ギタイ・ジャパンのISS日本実験棟「きぼう」の模擬フィールド(ギタイ・ジャパン提供)

宇宙航空研究開発機構(JAXA)とギタイ・ジャパン(東京都目黒区)は10日、宇宙空間でロボット化が求められる作業を識別し、作業に必要なロボット技術の獲得とサービス提供を目指した事業コンセプト共創活動を始めると発表した。国際宇宙ステーション(ISS)や今後の有人での宇宙活動などを見据えた、宇宙用ロボットが提供する新たなサービスの検討を進める。

ギタイ・ジャパンはISSでの運用やメンテナンス、科学実験作業などの自律化や自動化を目指し、自社でISSの日本実験棟「きぼう」の模擬フィールドを作り開発や検証を進めてきた。2021年度にも民間で初めてISS船内でスイッチやケーブル操作、パネル組み立てなどを行うロボットの技術実証を行う。同実証データを月を周回する有人拠点「ゲートウェー」や24年に宇宙飛行士の月面着陸を目指す米国の「アルテミス計画」、地上での遠隔医療や災害救助などに活用できる新たなサービスを検討する。

JAXAは同実証実験の検証や解析活動への技術協力を行う。宇宙用ロボットの新しい知見の獲得やISSでの宇宙用ロボットの実証やサービス利用に向けた検討を進める。

ギタイ・ジャパンは元日本IBMの中ノ瀬社長、二足歩行ロボの開発で知られたSCHAFT(シャフト)創業者の中西雄飛氏らが運営するベンチャー。

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