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クレカと買い物調査のデータを融合。JCBとインテージが新サービス開発へ

JCBはインテージ(東京都千代田区)と、両社が事業で得たデータを融合した新サービスを共同開発する。JCBのクレジットカード利用データと、インテージの買い物調査データを掛け合わせた新サービスを2021年度中に提供することを目指す。JCBとカード利用データで協力するナウキャスト(同)も参加する。

JCBはカードの利用データをナウキャストに分析してもらい、「JCB消費NOW」として外販している。インテージの買い物調査データと融合し、単独では把握できない消費者の傾向やニーズを発掘する新サービスを開発する。個人情報は特定できないように加工する。具体的な提供形式は今後決める。

3社は共同開発を、これまで利活用が進んでいなかった「オルタナティブデータ」領域の連携と位置付ける。データ分析能力の向上により、同データの注目度が高まっている。

日刊工業新聞2021年7月9日

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