多様化しすぎたQR決済、JCBが編み出した店舗負担の軽減策
新システムで救済に乗り出す
ジェーシービー(JCB)は、2次元コード「QRコード」決済システム「スマートコード」の提供を今春から開始する。コードを発行する事業者に対し、統一化したコード規格を、加盟店に対し、新たな端末の提供などを行う。第1弾として、メルカリが展開するスマートフォンの決済サービス「メルペイ」と連携する。JCBが有する加盟店ネットワークを生かし、QRコード決済を普及する。
同システムは、規格を統一化したことが特徴で、QRコードの表示を一部変更すれば、どのコード発行事業者か自動で振り分ける仕組みを作り上げる。加盟店でも自動でコード発行事業者を認識する仕組みを取り入れ、店舗側の負担も減らすことができるという。
同社によれば、QRコード決済が拡大しているが規格が異なるため、加盟店の作業負担が増加しているという。イノベーション統括部の久保寺晋也部長は「5年間でスマートコードに対応できる加盟店を数十万店規模に広げたい」としている。
同システムは、規格を統一化したことが特徴で、QRコードの表示を一部変更すれば、どのコード発行事業者か自動で振り分ける仕組みを作り上げる。加盟店でも自動でコード発行事業者を認識する仕組みを取り入れ、店舗側の負担も減らすことができるという。
同社によれば、QRコード決済が拡大しているが規格が異なるため、加盟店の作業負担が増加しているという。イノベーション統括部の久保寺晋也部長は「5年間でスマートコードに対応できる加盟店を数十万店規模に広げたい」としている。
日刊工業新聞2019年2月22日