ベンツとフォルクスワーゲン、改良したSUVのどちらが魅力的?
メルセデス・ベンツ日本(東京都品川区)は、スポーツ多目的車(SUV)「Gクラス」に排気量3000ccの直列6気筒クリーンディーゼルエンジンを搭載した「G400d」を追加して発売した。消費税込みの価格は1289万円。
同じエンジンを搭載したエントリーモデルの「G350d」と比べ、ソフトウエアの調整などにより最高出力を約15%増の330馬力、最大トルクを同約17%増の700ニュートンメートルに高めた。ステアリングの位置は左右どちらの座席にも対応する。
新車購入から3年間は、一般保証修理、定期メンテナンス、地図データ更新などが無償で提供される保証プログラム「メルセデス・ケア」が適用される。
またフォルクスワーゲングループジャパンは、スポーツ多目的車(SUV)「ティグアン」を4年ぶりに一部改良して発売した。外観のデザインを変更したほか、最新の運転支援機能も標準機能として搭載。また、フォルクスワーゲンのSUVとしては初のスポーツグレード「ティグアンR」も投入した。価格は407万9000―684万9000円(消費税込み)。
ティグアンの外観は、新たな発光ダイオード(LED)ヘッドライトの採用で前面の精悍(せいかん)さを高めたという。アルミホイールや後部のパネルのデザインも新しくした。全8色で、サイズは全長4515ミリ×全幅1840ミリ×全高1675ミリメートル。