富士フイルムが狙う過去最高益、次なる柱はどれだ?

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質問に答える助野富士フイルムHD社長(右)と後藤取締役

富士フイルムホールディングス(HD)は、2023年度に営業利益2600億円(20年度予想は1600億円)と過去最高益を目指す中期経営計画を発表した。ヘルスケア、高機能材料を中心に成長を加速させる。助野健児社長は「積極的な成長投資を継続し、『新規・将来性』『重点』事業への集中投下を行い、キャッシュ創出と投資の循環を加速・強化する」との方針を示した。

研究開発と設備投資を合わせて、21―23年度に総額1兆2000億円を投資する。このうち1兆円を、中長期で成長が見込めるメディカルシステムやバイオ医薬品の開発・製造受託(CDMO)、電子材料などの事業に充てる。

成長をけん引するヘルスケア部門は、23年度に売上高8600億円、営業利益1030億円にする。売上高・営業利益ともに最大のセグメントにする。

6月に社長に就任する後藤禎一取締役は「当社は内視鏡や体外診断(IVD)システムを持ち、ライフサイエンス分野も手がけている。今後もユニークで唯一無二なヘルスケアカンパニーを目指す」と強調した。

日刊工業新聞2021年4月16日

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